優良モデル施設・モデル施設紹介

介護現場の課題分析から、ノーリフテングケアの理念に沿った課題解決に重点を置いた研修を行い、「ノーリフティングケア」に取り組んでいただける施設を兵庫県が「ひょうごノーリフティングケアモデル施設」として認定し、広く介護施設に向けた普及推進に取り組んでいます。
また、モデル施設としての認定期間である3年にわたって、実際にノーリフティングケアの実践・普及に精力的に取り組まれた施設を兵庫県が「ひょうごノーリフティングケア優良モデル施設」として認定しています。

ひょうごノーリフティングケア 優良モデル施設
令和7年度~9年度
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家
  • 社会福祉法人 きらくえん KOBE須磨きらくえん
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里
令和5年度~7年度
  • 社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム 第2シルバーコースト甲子園
令和4年度~6年度
  • 社会福祉法人 きらくえん 特別養護老人ホーム KOBE須磨きらくえん
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里
ひょうごノーリフティングケア モデル施設
令和7年度~9年度
  • 社会福祉法人 緑峯会 特別養護老人ホームセントポーリア愛の郷
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 高齢者総合福祉施設 丹寿荘
  • 赤穂市立介護老人保健施設 老健あこう
  • 社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム プライム江井ヶ島
  • 社会福祉法人 敬寿記念会 特別養護老人ホーム ふれあいの郷「もくせい」
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘
  • 社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園
令和6年度~8年度
  • 社会福祉法人 弘陵福祉会 特別養護老人ホーム 六甲の館
  • 医療法人社団 創生会 カネディアンヒル介護老人保健施設
  • 社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム ウェルフェア・グランデ明石
  • 社会福祉法人 神戸中央福祉会 特別養護老人ホーム 山手さくら苑
  • 社会福祉法人 博愛福祉会 特別養護老人ホーム サンホームみかづき
  • 社会福祉法人 電通近畿社会福祉事業団 介護付有料老人ホーム あいハート離宮前
令和5年度~7年度
  • 社会福祉法人 全電通近畿社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あいハート須磨
  • 医療法人社団 倫生会 介護老人保健施設 みどりの丘
  • 社会福祉法人 播陽灘 特別養護老人ホーム いやさか苑
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム たじま荘
令和4年度~6年度
  • 社会福祉法人 円勝会 障害者支援施設 西はりまリハビリテーションセンター
  • 社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 朝陽ケ丘荘
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 五色・サルビアホール
令和2年度~4年度
  • 社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム 第2シルバーコースト甲子園
  • 医療法人社団 奉志会 介護老人保健施設 サンライズ
  • 社会福祉法人 播陽灘 特別養護老人ホーム いやさか苑
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム たじま荘
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 丹寿荘
令和元年度~3年度
  • 社会福祉法人 きらくえん 特別養護老人ホーム KOBE須磨きらくえん
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家
  • 社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里

優良モデル施設

令和7年度~9年度

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家

万寿の家では、介護リフトや見守り支援機器、情報連携機器を活用し、テクノロジーと人の支援を融合した介護技術を推進しています。これにより、利用者の負担や不安を軽減し、自立を支援するとともに、職員の腰痛予防や介護負担の軽減を図ります。月に一度「ノーリフティングケア委員会」を開催し、利用者のアセスメントに基づいた自立支援プランの定着を促進。研修やOJT、職員同士の練習会を充実させ、介護技術向上と健康・環境面の教育を行いながら、腰痛リスクの低減に努めています。こうした取り組みを通じて、安全・安心な介護環境を提供し、「ノーリフティングケア」を継続して実践していきます。

社会福祉法人 きらくえん KOBE須磨きらくえん

社会福祉法人 きらくえん KOBE須磨きらくえん

KOBE須磨きらくえんは、法人理念であるノーマライゼーションの重要な取り組みとして、ノーリフティングケアの普及に取り組んでいます。福祉用具の活用により、介護者の負担軽減と安全性の向上、そして何より質の高いケアの提供を実感しています。自立支援とリスクマネジメントを重視し、介護の歴史から積み重なった『痛い、しんどい、辛いのが当たり前』という業務を変えることを目標としました。視点を変え、情報を共有しながら課題解決に取り組んでいます。そして、得られた知見や成果を共有することで、誇りをもって働くことができる職員を増やしていくことが職員を守ることにつながると信じています。変化に対応できる力を備えた職員が、利用者の生活を豊かに、その人らしい生活を支えることができると信じ、支え合い、利用者の方々の未来をつないでいきたいと考えています。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里

くにうみの里では平成29年よりノーリフティングケアに取り組み、リフトなどの福祉用具を日常的に活用しています。毎月の練習会を通じて技術を習得・見直し、他者に伝える力を高めています。ご利用者に応じた生活環境の整備と、職員の身体的負担の軽減に努め、働きやすい職場づくりを推進。現在は優良モデル施設として地域へ普及・啓発を進め、見学も受け入れています。

令和5年度~7年度

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム 第2シルバーコースト甲子園

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム 第2シルバーコースト甲子園

令和2年ノーリフティングケアモデル施設に、そして今年度優良モデル施設に認定されました。
現在7台の床走行式リフト、2台のスタンディングリフト、浴室に天井走行リフトを導入・活用しています。
単に福祉用具を使用することだけを目的とせず、日々の業務の中で不良姿勢となっていないか職員自身が意識し、業務改革することで働きやすい職場環境作りを目指しています。
引き続き「抱えない、持ち上げない、引きずらない介護」の実践に向け、職員の意識改革、適切な福祉用具の選定・導入、ケアマネジメントの充実に力を入れていきます。

令和4年度~6年度

社会福祉法人 きらくえん 特別養護老人ホーム KOBE須磨きらくえん

社会福祉法人 きらくえん 特別養護老人ホーム KOBE須磨きらくえん

建設時に天井走行リフトの設置、2012年開設当時より、福祉用具を活用したケアを実践し、2019年『ひょうごノーリフティングケアモデル施設』認定されました。その後3年間、より『利用者、職員双方にとって安心・安全なケア』を目指しました。
当初、介護者自身より利用者を優先して行ってきたケアの見直しは、職員の中に浸透するのに時間がかかりました。
引き続き「抱えない、持ち上げない、引きずらない介護」の実践に向け、職員の意識改革、適切な福祉用具の選定・導入、ケアマネジメントの充実に力を入れていきます。
そこで個々の将来の為、今行っているケアが自身の安心・安全を満たしているかを認識することを目標に、共に働く仲間で気付き、考え、改善する体制を整えていきました。
まだまだ個々の変革はこれからですが、きらくえんの理念・ケアをつなぎ、法人内や外部へ発信することで、発想・視野が広がり、『利用者、職員双方にとって安心安全なケア』すなわち職員一人一人にとって、安全な職場を実現していきます。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 万寿の家

万寿の家は、令和2年10月に従来型からユニット型特養として新設移転しました。
「施設まるごとノーリフティングケア」として業務における動作空間や動線を検討し、整備しました。また、スタンディングリフトや天井走行リフト等の介護ロボット・福祉用具を積極的に導入し、効果的な活用のための人材育成に取り組んでいます。
月1回のノーリフティングケア委員会では、ご利用者様のアセスメントに基づいた自立を支援するプランニングの定着、研修やOJT、職員同士の練習会の充実による介護技術の向上、健康教育介入や環境整備による腰痛リスク低減等を目指し、ご利用者様と職員の安全・安心のためにノーリフティングケアを継続していけるよう努めています。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム くにうみの里

ノーリフティングケアの取り組みは平成29年から始まり、モデル施設として4年目を迎えます。研修に参加した職員だけではなく、全職員で取り組むことで実践してきました。
この4年間は取り組みの成果もあり、腰痛による離職者はみられず、皆さん自分の体を守りながら仕事を続けられています。取り組みとしては、研修・ケア方法の検討・必要な福祉用具の整備を継続しています。すぐに変わることは難しいですが、今後も職員の負担軽減に努め、利用者様が生活しやすい環境を作っていきます。
また、今後は優良モデル施設として、施設だけではなく、地域へ!他の事業所の方々へも情報発信を行い、普及や発展に貢献できればと思います。

モデル施設

令和7年度~9年度

社会福祉法人 緑峯会 特別養護老人ホームセントポーリア愛の郷

社会福祉法人 緑峯会 特別養護老人ホームセントポーリア愛の郷

当施設はノーリフティングケアモデル施設として、「持ち上げない・抱え上げない」介護の実現に積極的に取り組んでおります。全職員が共通の理念を理解し、福祉用具やICT機器を積極的に活用することで、利用者の尊厳保持と安全なケアを提供しております。更に、職員の腰痛予防や身体的負担の軽減を図り、誰もが安心して長く働ける職場環境の整備にも力を入れております。今後も継続的な教育研修と設備の充実を進め、地域におけるノーリフティングケアの先進的かつ持続可能なモデル施設として、社会的な役割を果たしてまいります。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 高齢者総合福祉施設 丹寿荘

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 高齢者総合福祉施設 丹寿荘

丹寿荘では「ご利用者のできることを増やすこと!職員の身体を守る!ご利用者の身体も守る!」を目標にノーリフティングケアを実践しています。全職員が腰痛予防を意識し、統一したケアができるよう毎月練習会を行い、身体の間違った使い方をなくし、対象者の状態に合わせて福祉用具を有効に活用できるよう努めています。個浴天井リフトや床走行リフト、スライディングボード等を使用し、職員とご利用者双方にとって安全で安心なケアを実現していきます。腰痛の要因となる作業の改善に努め、ノーリフティングケアの定着に取り組んでいきます。

赤穂市立介護老人保健施設 老健あこう

赤穂市立介護老人保健施設 老健あこう

当施設は、2023年にノーリフティングケアプロジェクトチームを立ち上げ、「抱え上げない、持ち上げない、引きずらない介護」を導入しました。プロジェクトチームでは、「安心・安全・快適なケアを通して利用者もスタッフも幸せになることを目指します」をスローガンに、床走行式リフトやスライディングボードなどを活用することで、「ケアの質の向上と利用者の自立支援」及び「指導者育成と腰痛リスクの低減」に取り組んでいます。今後も、『利用者とスタッフの幸せ』のため、介護の生産性向上及び腰痛予防を推進していきます。

社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム プライム江井ヶ島

社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム プライム江井ヶ島

プライム江井ヶ島では、平成27年からノーリフティングケアを取り入れ、「抱えない、持ち上げない、引きずらない介護」を目指してきました。
令和6年度には、従来活用していたスライディングシートやスライディングボードに加え、各ユニットに2種類のリフト(移動用リフト、スタンディングリフト)を導入しました。
まだまだ道半ばで一朝一夕とはいきませんが、ノーリフティングケアが風土として根付くよう、今後も入居者と職員にとって安心・安全な環境を目指して取り組みを継続してまいります。

社会福祉法人 敬寿記念会 特別養護老人ホーム ふれあいの郷「もくせい」

社会福祉法人 敬寿記念会 特別養護老人ホーム ふれあいの郷「もくせい」

ふれあいの郷「もくせい」では、業務改善の一環として「腰痛による離職ゼロ」を掲げ、平成28年に床走行式リフトを購入したことを機に、ノーリフティングケアの実践に着手しました。現在では、「定年後やアフターファイブをエンジョイできる身体づくりにトライ!」を目標に、スライディングシートやボード、リフト等の福祉用具を活用するとともに、腰に負担のかからない介護技術の向上、不良姿勢での作業の改善に取り組んでいます。今後も、利用者様にも職員にも安心・安全な施設となるよう環境作りを推進していきます。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘

あわじ荘は令和4年度からに引き続きモデル施設として認定いただきました。令和5年度からはご利用者の家族会をはじめ、各団体の見学や視察を受け入れ、地域の皆さんにノーリフティングケアを広めています。
令和6年度には入浴時の更衣介助に使用する「サットバス」を導入しました。職員教育では入職時の研修のほか、月に一回、施設内研修を実施しています。また外部研修や展示会にて新しい情報も取り入れています。
これからもご利用者・職員双方に安全で安心なケアを提供できるようノーリフティングケアを推進していきます。

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園

はじめは「操作が不安」「怖い」などの課題や不安を抱えながらスタートして5年目を迎えました。今では全職員がリフト操作稼働率100%!「今ではリフトじゃないと不安」との声に変わるまでに成長しました。定期的開催、実施の「委員会」「外部・内部研修」「操作テストや腰痛検査」では機器の選定や稼働状況の把握、職員からのボトムアップ。技術・知識の向上。職員のメンタル、フィジカルコントロールを実施しています。これからも質の向上を目的として、すべての人に喜んでもらえるノーリフティングケア目指し取り組んでいきます。

令和6年度~8年度

社会福祉法人 弘陵福祉会 特別養護老人ホーム 六甲の館

社会福祉法人 弘陵福祉会 特別養護老人ホーム 六甲の館

六甲の館では、厚生労働省の腰痛予防対策指針に従って、2003年よりリフトを導入し、人力で抱えない介護を実践してきました。2019年よりノーリフティングケアを介護メソッドとして導入し、職員の腰痛予防や介護の生産性向上を目指しています。同時に、利用者さんを寝かせきりにしないこと、人力介護をしないことが拘縮・褥瘡予防につながり、ケアの質が向上すること認識しております。特別養護老人ホームには重度の方が入所されますが、自立支援につながるノーリフティングケアに、さらに励んでまいります。

医療法人社団 創生会 カネディアンヒル介護老人保健施設

医療法人社団 創生会 カネディアンヒル介護老人保健施設

当施設の設立は2002年の2月、建物の構造は従来型である。今回ノーリフティングケアを取り組むきっかけは、60歳を過ぎて、ヘルニアを患った職員からの相談でした。4年前にノーリフティングケアを宣言し、1年目に周知・2年目に実践・3年目に発展と3年計画で進め、4年目に姿勢管理を重点に行っています。福祉用具は、スライディングシート・スライディングボード・スタンディングリフト・走行リフト・脱衣所には天井走行リフトを設置しています。職員と利用者のために、ノーリフティングケアをスタンダードケアにしていきます。

社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム ウェルフェア・グランデ明石

社会福祉法人 山輝会 特別養護老人ホーム ウェルフェア・グランデ明石

ウェルフェア・グランデ明石では、法人内の別事業所の取組みを参考にして令和4年度よりノーリフティングケアを学び始めました。
これまで私たちが“普通”のこととして行っていた介護方法や姿勢が入居者や職員の負担になっていた事に気が付き、できることから少しずつ改善に取組んできました。
ハードもソフトも改善途上ですが、この度、モデル施設の認定を受けることができ、より一層ノーリフティングケアの取組みを充実させ、入居者、職員にとって優しい介護を目指していきます。

社会福祉法人 神戸中央福祉会 特別養護老人ホーム 山手さくら苑

社会福祉法人 神戸中央福祉会 特別養護老人ホーム 山手さくら苑

当法人では、令和3年度よりプロジェクトチームを立ち上げ、利用者様・職員双方にとって安全なケア「セーフティケア」を実践できるよう取り組んでおります。1人ひとりの職員がセーフティケアを実践することにより、ご利用者にとって安全・安楽なケアが提供できるとともに、自身の腰痛予防・効率のよいケアにもつながって働きやすい職場となることを目指しています。また、介護ロボットやICT、DXの導入など、科学的根拠に基づいた品質の高い介護を提供できるようセーフティケアの標準化に努めてまいります。

社会福祉法人 博愛福祉会 特別養護老人ホーム サンホームみかづき

社会福祉法人 博愛福祉会 特別養護老人ホーム サンホームみかづき

サンホームみかづきは2023年9月に「職員・利用者ともに負担のない安全で安心な持ち上げない・抱え上げない・引きずらないケアをめざす」ことを目的としてノーリフティングケアの取り組みを開始しました。スライディングシートやリフトなどの機器を導入し、ご利用者の状況に応じて活用するための研修を行っているほか、職員の腰痛予防対策を検討する会議を定期開催しています。いつまでも元気で働ける職場を目指して、ノーリフティングケアの定着に努めていきます。

社会福祉法人 電通近畿社会福祉事業団 介護付有料老人ホーム あいハート離宮前

社会福祉法人 電通近畿社会福祉事業団 介護付有料老人ホーム あいハート離宮前

あいハート離宮前は介護サービスとホテルサービスの融合により「満足」を超え「感動」が得られるサービスを目指していますが、3大介護といわれる食事、入浴、排泄の介助やレクリエーションなどと同列に重要視しておりますのが移動や移乗に係る介助の質です。
回数や機会という点では食事や排泄の比ではないADLの安全や安楽の充実なくして「感動」など得られるべくもないという信念のもと、2017年度よりノーリフティングケアに取り組み、このたび「ひょうごノーリフティングモデル施設」認定という栄に浴することとなりました。

令和5年度~7年度

社会福祉法人 全電通近畿社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あいハート須磨

社会福祉法人 全電通近畿社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あいハート須磨

あいハート須磨では2022年4月に、介護する側、される側双方において安心・安全な“持ち上げない、抱え上げない、引きずらないケア”の実践を目的としてプロジェクトチームを発足しました。
チームで定めた理念である「みんなでします。ノーリフティング」がしっかり根付くようメンバーが中心となり、全員でノーリフティングケアの定着に向けて取り組んでます。
天井・床走行リフトやスタンディングマシン(HUG)などの機器の使用をはじめ、腰痛リスクの抽出をしながら、原因となる業務や作業の見直しなどにも取り組んでいます。

医療法人社団 倫生会 介護老人保健施設 みどりの丘

医療法人社団 倫生会 介護老人保健施設 みどりの丘

みどりの丘では、2019年より持ち上げない介護の取り組みをスタートし、腰痛による離職者ゼロを更新中です。昨年度より本格的に施設全体での取り組みと位置付け、令和5年度の「ひょうごノーリフティングケアモデル施設」に認定されました。
みどりの丘の理念でもある「倫(とも)に生きる」をモットーに、ご利用者様と職員にとって安全で安楽なケアを提供し、長く働ける職場環境を目指して研修制度の充実とノーリフティングケアの定着に取り組んでいます。

社会福祉法人 播陽灘 特別養護老人ホーム いやさか苑

社会福祉法人 播陽灘 特別養護老人ホーム いやさか苑

いやさか苑は、開設当初(2010年)から「持ち上げない介護」を取り組み、令和2年度の4月にモデル施設の認定を受けました。
施設内では、月1回のユニット会議、ノーリフティングケア委員会において、入居者の状態と床走行リフトやスタンディングリフト、ボード、歩行器、杖などの移動・移乗用福祉用具の適合を検討しています。
また、職員全員が実践的に活用できるよう、教育体制を整えています。
今後も入居者にとって自立した移乗・移動及び職員の腰痛予防となる、両者ともに負荷のかからない「安心」「安全」「安楽」な介護に努めます。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム たじま荘

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム たじま荘

たじま荘は、ご利用者に安心していただけるケアの提供と、女性でも年配になっても安心して仕事が続けられる職場を目指して取り組みを開始しました。
全職員を対象に毎月、研修会を開催して技術の向上に努めています。床走行式リフト、ベッド固定式リフト、個浴室リフトの導入や、スライディングボード等、ご利用者の状況に応じて積極的に用具を活用しています。
介護の方法や、環境、設備面も含めた見直しを行うことで、取り組みにおける一人ひとりの意識と行動を変えて、ご利用者、職員双方にとって安全なケアの実践に取り組んでいます。

令和4年度~6年度

社会福祉法人 円勝会 障害者支援施設 西はりまリハビリテーションセンター

社会福祉法人 円勝会 障害者支援施設 西はりまリハビリテーションセンター

当施設では「働きたくなる・働きやすい・働き続けられる職場作り」を目標に平成27年度よりノーリフティングケアの取り組みを始めました。取り組み開始時の腰痛保有率は66%でしたが、徐々に減少、現在では20%まで下がっており、確実にノーリフティングケアの取り組みの成果が出てきております。
利用者様におかれましても適切な介助方法・福祉用具を選択することで身体機能の向上もみられる方が出てきました。
今後も利用者、職員双方にとって安心で安全な職場作りを目標にノーリフティングケアの定着化に向けて活動していきます。

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園

社会福祉法人 円勝会 特別養護老人ホーム シルバーコースト甲子園

令和2年度から本格的にノーリフティング推進委員会を立ち上げ、福祉用具の見直しと職員の意識改革に着手しました。
スキルアップを目的とした定期的な研修の他、現場に潜む腰痛を誘発する場面の洗い出しを行う等、施設全体で環境改善に取り組みました。介護ロボット系から補助的な物品まで、福祉用具も「適材適所」に、且つ「使用し易いよう配備」することに注視しています。
介護負担の軽減は職員の心のゆとりを生み、そこから生まれる創意工夫によってご入居者のQOL向上へと繋がれば幸いです。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 朝陽ケ丘荘

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 朝陽ケ丘荘

当施設は令和3年度から4年度にかけて大規模改修を行っており、浴室には天井リフトや個浴リフトを設置します。また、コンセントの位置や備品についても不良姿勢での作業が軽減できるよう考慮しています。
利用者様には安全で安心したケアが受けられるよう利用者様に合わせスライディングボードやシートを活用し、介護者全員が統一したケアを提供できるよう教育係が中心となってノーリフティングケアの介護技術指導に取り組んでいます。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム あわじ荘

あわじ荘では「誰もが安心して安全に働ける職場をつくる」「利用者も安全で安心してケアを受けられる職場をつくる」という目的のもと、日々の業務でノーリフティングケアを実践しています。
スライディングシートやボード、リフトなどの用具を導入し、ご利用者の身体状況に応じて活用するための研修を行っているほか、腰痛予防の観点から、どんな作業や環境が腰痛を引き起こすかに気づき、改善するべき提案を行う仕組みを作っています。
これからも全職員のノーリフティングケアの技術向上を図るとともに、指導者育成にも取り組んでいきます。

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 五色・サルビアホール

社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団 特別養護老人ホーム 五色・サルビアホール

五色・サルビアホールは「つながる絆・広がる笑顔・あなたらしさのお手伝い」を運営理念に日々、高齢者介護のサービス向上に努めています。
令和2年度にご利用者と介護者双方にとって安心安全なケアと負担軽減の実践を目指し、ノーリフティングケアマネジメント研修を受講し、令和3年度にご利用者の身体状態に応じ、福祉用具の導入基準を設定し、天井走行式リフト等の福祉用具を導入しました。
当施設では、ご利用者の重大事故が起きないように、また、離職率5%以下を目標に掲げ、今後も暮らしやすく働きやすい環境づくりに取り組んでいきます。